夜明け前。
2018年 02月 15日
西洋の諺でこんな言葉がある。
夜明け前が一番暗い。
何をしても上手く行かない暗闇のような時、
追い討ちをかけるように、まるで泣きっ面に蜂。
しかし、どん底を苦しんだ闇の先には、
新しい光が射す。
もう、夜明けは近いということだ。
人生は儘ならない。
何か、事を成そうと行動をすれば、必ず試練や壁にぶつかる。
自分の実力のなさを人のせいにし、
苦しさから逃げ出すか、
またはじっと耐え、
雌伏して時の至るのを待つのか。
去年は苦しんだ。
おかげさまで体重は7キロ落ちた。。
でも、それも、これから勝負師としてやっていくような
本当の覚悟をつくる大事な期間だったように思う。
泣き言のようなブログを書いてから、早5ヶ月。
あの時から、今は一皮剥けたような自分がいる。
毎年なら1月、2月の閑散期も、今年は既に毎日が戦闘モード。
春婚礼に向けた、ウエディングの打合せを毎週重ねて、複数の新郎新婦と何度もメールのやりとりを重ねながら、イメージしているものに、少しでも近づけれるように、、気の休まらない日々を過ごしいる。
当然、新郎新婦はアリュールの事も、私の事も知らない。
割り振れられた、ただの担当者。
アリュールにブーケの持ち込みを頼んで頂いてきた
これまでのお客様は、人の紹介であったり、お店の雰囲気やHPやブログなどで、ここなら会場のお花屋より、きっとイメージに合ったものを作ってもらえるかもしれないと。
結果、今まで10年の間にウエディングのブーケを作らせて頂いたお客様とは、今でもギフトを頼んで頂いている関係を築いているお客様が沢山いたりして。
打合せの時点で、すでにホームのような感覚であったが、会場の花屋ともなると、また違う。
はじめは少し期待されていないような寂しさもあるが
また自分のお客様とは違ったお客様をいかに、
この人が装花担当者でよかった。と思ってもらえるように、今まで以上に頑張らなきゃいけない使命感に燃える。
想えば、想われる。
人を幸せにしたいと想えれば、
きっとそれは大我。
ここから先はメンタリティの問題だ。
心の持ち方しだいで、すげー成長が出来る環境に今はいて、
いつか先のイケてる自分の姿がイメージとして浮かぶ。
大変、大変、と口にしていたら本当に大変になってしまう。
いっぱいドキドキしながら、楽しんで、自分が成長をしていくのを感じていきたい。
去年から新しいスタッフも2人入った。
今年はウエディング以外に、アリュールとしても大きな新しい仕事が始まることになった。
導きって、全て一緒にやってくるんだな。
今は色んな人が応援してくれているような気がする。
今年は去年以上の沢山の人と携わりながら、仕事をしていくことになるだろう。
環境は整っているとはまだ言い難いけど、
徐々になっているのだから、
あとは頑張るのみ。
先日のウエディングではメインテーブルのバックに桜を活けた。
私の提案だったが、
大好評だったようで、お二人の結びの時の映像にとてもマッチしていたと新郎新婦も大変喜んで頂けたとのこと。
プランナーさんからも、どんどん素敵なご提案お待ちしております♫と仰ってもらえた。
もう気がつけば桜の季節である。
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by florist-allure
| 2018-02-15 20:36
| 語り